今日は心配していた雨も降らず、無事に運動会を終えることが出来、ほっとしています。
日中は日差しも強く、真夏日になったとのことで、晴れたら晴れたでまた別の心配が生まれましたが、ご来場下さった皆様の温かいご声援とご協力のおかげで、子どもたちは持てる力を精一杯出して頑張ることができました。
運動会の練習を通じて培ったクラスの団結もいっそう深まり、皆で力を合わせることの大事さを子どもたちは学ぶことができたと思います。
午後の年中のお登板リレー、年長のリレーは、いずれも大接戦でした。勝つ喜び、負ける悔しさはどちらも大切な経験です。昨年もそうでしたが、運動会をきっかけとし、園内の自由遊びではかけっこやリレーを自主的に取り組む子どもたちが増えましたし、今年もそうなると思います。
また、そうした年中、年長児の躍動する姿を見て、年少児も大きな刺激を受ける時期でもあります。秋の深まりとともに、子どもたちの遊びの深まり、心身のさらなる成長を期待したいところです。
行事の秋ということで、来週は遠足があります。あらためてお天気が心配されますが、なんとか雨が降らずに実施できたらと願っています。
「またまけても、来年も運動会出たい」
今日夕ご飯を食べながら、唐突に話し始めました。
「ずっとまけてもまた出たい!」
そして、珍しくさっさと夕ご飯を食べ終えました。
リレーで負けて大泣きしていたのですが、勝ち負けという結果だけではない、なにかに触れたような印象でした。
「いい運動会だったね」
と、真面目な顔で締めくくりました。
ありがとうございました。
コメントをいただきありがとうございました。
勝負を通じ、大事な何かに触れたというお言葉が何よりも尊く感じられます。
年長リレーに参加した子どもたちだけでなく、固唾を呑んで見守った年少、年中の子どもたちも大切な何かを直感したことと思います。
こうして「大事な何か」のタスキリレーが繰り返され、67回目の今に至るのだと思っています。そして、来年も、再来年も。
激動の時代といわれても、子どもたちが「大切なこと」と信じることのできる何かは不変だと思います。