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今日は園に到着するとすぐに着替えて、Ikuko先生と一緒に百万遍の京大総合博物館へ行きました。

第二回家庭教育セミナーに参加するためです。

第一部の大野照文先生のご講演は大変興味深いものでした。時間の関係もあり直接的なことはあまり仰いませんでしたが、幼児期に大事なこと、気にしなくてよいことについて大切なヒントをいくつも下さいました。下のリンク先は今日のお話のヒントとなる資料です。

>>間違いが教える生きる知恵

「対話が正解に導く」のくだりで、今日のご講演では大学生だけでなく高校生のデータも「対話が有効でない」例として示されていました。大学生との結果の差は歴然としており、あまりにも不自然に思えるほどの違いがありました。会が終わってから先生にその理由についてお伺いしたのですが、やはり受験のことで頭がいっぱいの高校生と、その手のプレッシャーから解放された大学生の違いということではないか、というお話でした。

今日のお話を要約すると、「対話が大事」という結論に違いありませんが、このことは昨今の教育を巡る議論でもよく耳にします。しかし、今日はこのメッセージを人類史的な観点から意義づけしていただいた点で、自分自身の視野が少し広がった気持ちになりました。

後半は館内1Fの常設展示場、続いて2Fの特別展示場を大学院生の解説を聞きながら見て回るという流れでした。

私とIkuko先生の属した班は、最初に森山先生のお話を伺いました(森山純先生は山の学校の「しぜん」クラスでお世話になっています)。

最後に2階に上がったのですが、そこで待ち受けておられたのが竹内啓一先生で、その熱情のこもったトークに私たちはおおいにノックアウトされました。昆虫への尽きせぬ興味、学問への情熱と愛を全身で表しておられ、私も自分の中にある自然科学への関心が大いに刺激されました。

最後になりましたが、今日の企画と準備、運営にご尽力頂いた保護者のみなさまには厚く御礼申し上げます。

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