今日は一学期最後の運動遊びでした。
年中と年長は、
1)手をつないで端から端まで往復、ペアを変えて往復
2)ゴールを目指して競争
年少は、
2)の代わりにマットで手をつないで回転
以上がおおまかな流れでした。
1)は日頃から園内でも取り組んでいますので、4月、5月に比べてペアを作るスピードがとても速くなっています。どうしても1人になった人が手を挙げてアピールし、それを見つけた人がサッと手を差し伸べるのも、自然にできるようになりました。
じつは、このことで大きく改善したことが一つあります。
それはふだんのお帰りのお並びです。出発10分前から並び始めるのですが、手をつないで並ぶのがとても速くなりました。このときも、手をつなぐ相手が見つからないときに、「ひとりー」と手を挙げる姿も見られ、ほほえましく思ったりもします。
2)は、前回も行ったことです。ゴールに担任がタンバリンをもって待ち、子どもたちはそれをめがけて走り、手でたたいてゴールするという内容です。
瀬川先生もタンバリンを手に持ち、強くたたいたらスタートの合図。子どもたちは「イチニツイテヨーイドン」ではなく、タンバリンの音を集中して聞いていないといけません。
途中で、スタートの仕方に変化をつけ、イ)後ろ向けで待つ、ロ)マットの上で腹ばいになって待つなどのバリエーションが見られました。
ゴールにもいくつかアレンジがありました。ハ)青いボールをとれば一番、ニ)複数の青いボールのうち印のついたボールをとれば一番、ホ)三つの椅子のざぶとんの下に赤いブロックを担任がわからないように隠し、それを手にしたら一番という具合です。
ハ)は足が速ければ一番になれますが、ニ)、とくにホ)は運の要素が出てきます。瀬川先生からあとでうかがった話では、近年各園をまわっていると、走って一番になれないとあきらめて手を抜く子がけっこういるとのこと。
私が見る限り、本園の子どもたちはハ)だけで大丈夫でしたが(笑)。
最初から最後までカメラのファインダーで子どもたちをみながら感じたことは、いつも一生懸命。そして、いつも笑顔、ということでした。