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2025-08-15 AI時代と子どもたち
6年前のエッセイを読み返しました。 言いたいことは同じです。 補足すると、子どもたちが末広がりに「学ぶこと」への興味を持ち続けるうえで、幼児期の遊び──できるだけ「自然」の中で五感を働かせて遊ぶ──が大事だということは、時代が変わっても間違いな... -
2025-08-14 絵本通信より:『絵本と共に語らいを』
以前「絵本通信」に寄せたエッセイです。 『絵本と共に語らいを』――親子で紡ぐ幸福の原体験 『万葉集』に「銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも」(山上憶良)という歌があります。どれだけ社会が変化し、多忙を極めても、親が子にそそぐ眼差しの... -
2025-08-13 子ども時代
石井桃子さんの言葉を紹介します。 子どもたちよ 子ども時代を しっかりと たのしんでください。 おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。(石井桃子) シンプルですが心に響きます。 -
2025-08-12 真似ること
以前書いたエッセイの一部です。 子どもは模倣や真似が大好きです。模倣は尊敬の別名であり、子どもたちは何かに憧れ、何かを尊敬したくてたまりません。それは人間として本来備わっている「真・善・美」を追求する欲求に合致した自然なことだと思います。... -
2025-08-11 子を思う心・親を思う心
子を思う心は古今東西変わりません。 日本の古典では、次の歌が有名です。 どちらも山上憶良の歌ですね。 瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ 銀も 金も玉も 何せむに 優れる宝 子にしかめやも 幼稚園では園児が俳句を作ります。 昔も今も、定... -
2025-08-10 和魂洋才から人魂人才へ
日暮れて途遠しというとえらそうですが、以前「山びこ通信」に書いたエッセイの一部をよむと、逆のベクトルに向かっている気がします。 明治の先人はヨーロッパから多くの土産物を持ち帰ったが、一番大事なものを持ち帰らなかった。それは、洋魂、すなわち... -
2025-08-09 善きことは
大人こそ、「善きこと」がなにか意識しながら、カタツムリのように進んでいきたいものです。 >>善きことは タイトルのフレーズは「カタツムリの速度で動く」と続きます。マハトマ・ガンジーの言葉です。ゆっくり着実に進むカタツムリを見ているといろいろ...