教育– category –
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2025-03-31 時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と
年度の締めくくりとして、「時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と」と題したエッセイをお届けします。 幼稚園児が巣立っていくこの社会を、少しでも風通しのよいものにしたいと願い、「幼稚園」の付帯事業として「山の学校」に力を入れてまいり... -
2025-03-30 AI時代と子どもたち
今から6年前に「AI時代と子どもたち」と題するエッセイを「山びこ通信」に寄稿しました。 >>AI時代と子どもたち その後のAIの急速な発展、浸透を見る中、一方、卒園児の多方面にわたる充実した活躍を見聞きする中、ここで書かれた内容は今も書き換える必要... -
2025-03-28 山を登ること
人間は便利を追求するようでいて、不便を楽しむ生き物のようです。 もし便利だけを追求するのであれば、誰も山登りはしないでしょう。 なぜ山に登るのかと問われた登山家が「そこに山があるから」と答えた逸話が有名ですが、補足すると、「山登りの楽しさ... -
2025-03-27 子どもの涙と笑い
大人と違い、子どもはよく泣き、よく笑います。 子どもはなぜ涙を流すのでしょうか。 仕事柄子どもの涙は日常茶飯事で、その都度心の声を理解しようと努めます。 そのような経験を整理して、以前次のような一文を拙著にまとめました。 泣く子は育つ 四月は... -
2025-02-24 「三つ子の魂」の行方−−幼児教育と学校教育をめぐって(再掲)
昨日の話の補足として、以前書いたエッセイを再掲します。 「三つ子の魂」の行方−−幼児教育と学校教育をめぐって 英語で「子ども」をインファント(infant)と言いますが、原義に照らすと「言葉を話せない者」という意味になります。赤ちゃんもそうです... -
2025-02-23 卒業という言葉について
英語と日本語を比較すると、「卒業」のイメージが180度異なります。 どちらが正しいということでなく、どちらも同じことを視点を変えて捕らえているだけです。 複眼的な視点をもつことで、幼児教育と小学校以上の教育の大事なポイントについて俯瞰的に述べ... -
2025-02-02 老子の教育論
金曜日の園長だよりでは、孔子の言葉(君子は器ならず)を教育と結びつけてご紹介しました。 今日は老子の言葉を<<無理やり教育論に結び付けて>>ご紹介します。 知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。 知足者富、強行者有志。 書き下し文は次の...