言葉– category –
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2020-02-29 努力賞の言葉
幼稚園の仕事で大事にすることは多々あります。 子どもの命、健康を大切にすることは言うまでもありませんが、それと並んで大切にしなければならないのが子どもの発する「言葉」であり、子どもに伝える大人の「言葉」です。 本園では三学期の発表会後に、... -
2020-01-25 正確に読むことの大事さ
年長児の劇の練習がだいぶ進んでいます。 私の補助の言葉が両クラスともほとんど必要なくなってきました。 まだ読み合わせの段階ですので、私は脚本の文字を目で追い、子どもの出す言葉に間違いがないか、細かく確認しています。 もしズレが見つかれば、そ... -
2019-12-25 「言葉の教育」と信じる心
15年前に書いたエッセイを読み返しました。 >>「言葉の教育」 信じるという言葉は「人が言う」と書きます。 自分の心は言葉にしてはじめて他人の信を得る糸口となります。 思っていることを言葉に出さず、何も言わずにニヤニヤしている人は、日本では通用... -
2019-11-15 今日の俳句
今日は年長児と俳句に取り組みました。 園児のひとりが次の俳句を作りました。 ぼんやりと くものなかに みえるつき よい機会だと思い、子どもたちに問いを出しました。 いつも紹介する(園児の)俳句とどこが違うと思うか尋ねました。 「ぼんやりと」と... -
2019-09-15 子どもは大人の父である
表題は英国の詩人の言葉として知られます。 司馬遼太郎氏はこの言葉にふれて次のように述べています。 私の中の小学生が、物や事を感じさせてきて、私の中のオトナが、それを論理化し、修辞を加えてきたにすぎないのかと思ったりします。もっとも心にコド... -
2019-09-14 子どものころに見た風景
二回目の入園説明会で星野道夫さんの言葉をとっさに引用したのですが、細部があやふやだったかもしれませんので、正確に引用します。 子どものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言... -
2019-06-09 印象と表現
先週の京都新聞に掲載された記事は次のエッセイをもとにして書きました。 >>「印象と表現」 今から20年以上前に書いたものです。