年長児の劇の練習がだいぶ進んでいます。
私の補助の言葉が両クラスともほとんど必要なくなってきました。
まだ読み合わせの段階ですので、私は脚本の文字を目で追い、子どもの出す言葉に間違いがないか、細かく確認しています。
もしズレが見つかれば、そこでとめてやり直してもらっています。
これは、小学校に上がってから大事な「音読」の練習になります。
音読の場合、教科書を見ながら発声しますが、隣で同じ教科書の字を目で追いながら、保護者にはズレがないか確認し、教科書の字と異なる場合、一つ一つ直していただきたいです。
劇の場合、脚本の文章と「ほぼ同じ内容の表現」を子どもがその場で自分で考え出し、それを発声することがあります。
意味は同じだからいいかと「流す」と、子どもにはあやふやな気持ちが残ったままなので、本番で腹の底から大きな声が出せません。
学校に上がると本読みは大切な学びの習慣ですが、本読みは親の協力が不可欠です。
親も、子どもの隣で教科書の字を目で見て確認し、丁寧に読みのチェックをしていただけると、子どもの読解力はしりあがりに身についていくと思います。