山の学校の小学校クラスで何をするのですか、と尋ねられることがあります。
リンク先でクラス紹介をしています。
ことばのクラスでは一冊の本を最後まで読み切ります。
一度代理で授業を受け持ったことがありましたが、交代で声に出して読むだけでなく、ノートに新出漢字を書きだして調べてきたり、章のあらすじをノートにまとめたり、筋の展開で気づいたことを発表したり、作者の技巧上の工夫を指摘したり・・・etc.参加者の熱意に圧倒されっぱなしでした。
その他、「かず」や「れきし」、「しぜん」や「かいが」、「つくる」など、どれも私が小学生なら全部受けたいと思うものばかりです。
「しょうぎ」はゲームじゃないかと思われがちですが(事実そうではありますが)、行き当たりばったり指しても強くならず、棋力を挙げる一歩一歩はやはり指導を受けてこそ。
今はなかなか参加できませんが、時間に余裕のあるときは、私もちょくちょくお邪魔してお手伝いしたこともあり、子どもたちの真剣な姿勢にいつも背筋をただされる思いがしました。
一つ一つの取り組み、一日、一日の取り組みは小さくても、長い目で見たとき、人生の大事な思い出の一コマを形作ることに寄与することでしょう。