節分の日に各クラスで豆まきをしました。
ずいぶん昔は各園舎に「鬼」がおとずれ、こわがる子どもたちに「おゆうぎ(or リズムバンド or 劇) がんばれよー」と励ましのエールを送った頃がありました(遠い目)。
部屋に入ると、さっと子どもたちの顔色がかわり、先生のもとに一瞬で集まり、身構えます。
泣く子も黙る、というのはこのことでしょう。
小さいころに「こわい」を経験させなくてもよいという考えから、今では各クラスでたのしく「鬼はそと、福はうち」を唱えながら、自分たちでつくった大きな鬼の顔に豆をあてて過ごしています。
クラスでは、鬼は自分の弱い心、福はやさしい心、強い心と教えています。
サンタさんも、ずいぶん昔はつきぐみの部屋に全園児が集まり、電気がつくと舞台にサンタさんがすわっている、そして、一人一人にプレゼントを配る、という展開の時期がありました(私が幼稚園のころから)。
先代園長の途中から、時期的には私が大学生のころから、サンタさんが各園舎にプレゼントの大きな袋をもって訪れるスタイルに切り替わりました。
未来の行事はどうなっているでしょうか。
不易流行。
感謝の心、やさしい心、困難にうちかつ強い心を尊ぶ気持ちは、100年先になっても変わらない価値観だと思います。