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朝も笑顔で登園できるようになった年少の子どもたち。朝の出だしにちょっと渋る様子が見られても、私が抱っこする必要もなく、みなしっかり歩けています。公園で解散したあと、お母さんに両手で抱きしめられる様子を見て、つくづく幸せな子どもたちだなと我がことのようにうれしく思うこのごろです。

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一方、年少児が徐々に園生活になれるにともない、自分の「我」(=甘え)を出すケースも見られます(これも「遅ればせながらの涙」と同じく例年のことです)。例えば、お兄さん、お姉さんがつないであげようとして手を差し出しても、年少児が頑なに手を引っ込めて「つなぎたくない」と主張するケースも見られます。そのような場合、年上の子どもたちは我慢してくれますが、その心中を察するとなかなかつらいものがあります。

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また、去年までは年少児としてなにかと優遇してもらえたのにこの4月からはそれがなくなったことへの寂しさを感じる年中児もいます(たとえば一番前のポジションで行き来できない、等)。

上述の年少児たちも、一人ひとり中身は異なりますが、さまざまな葛藤を抱えていることは事実です。今朝も笑顔を見せていた男の子がふとした瞬間に「お母さんに会いたい」と言いました。ドキッとしましたが、こうして正直に自分の気持ちを伝えてくれることを嬉しく受け止め、園の中で楽しい充実した体験を積み重ねていくことが一番大事なことだと思いました(これはどの学年、どのクラスも同じことです)。

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