本園HPの「徒歩通園について」では、その意義について詳しく書いています。

1950年4月当初は徒歩通園がありませんでした。

最初のころは、職員全員が石段上で保護者と園児が登ってくるのをお待ちするスタイルだったと聞いています。

汗もかかずにじっとお待ちするのは保護者にも園児にも申し訳ない、という気持ちから、あるタイミングから、集合地点までお迎えに行くスタイルに変わったそうです。

75年前の創設当初は、登園スタイル一つとっても、手探りで試行錯誤の連続だったようです。

列の先頭の先生が後ろ向きで歩くスタイルについて、先代園長が興味深いエッセイを書き残しています。

>>「この道50年──第3章 後ろ向き歩きのきっかけ」

今でも子どもたちから、「なんで後ろ向きで歩いているの?」と聞かれることはちょくちょくあります。

だいたい尋ねるのは慣れてきたころの年少児で、その質問に対しては、私でなく年中、年長の子どもたちが、「みんな(の安全)を見るためや」と代わりに答えてくれています。

関連記事: