学期中、園児の送迎があるとき、万歩計で見てみると、一日1万歩は余裕でクリアしています。片道で3000歩ほど近く歩いている計算です(私の場合、集合地点には二往復することになります)。
山の上で生活していると、子どもたちを解散地点まで送った後、あちこちの用事をすませたいと考えます。解散地点からあちらの郵便局、こちらの銀行、あの店、この店、それぞれ「歩いて」回りますので、けっこう歩けることになります。
ところが幼稚園がないと、たとえ仕事であちこち動き回っているように思えても、だいたいその3割くらいにしかなりません。ひどいときにはそれ以下もざらに(苦笑)。
いろいろな方とお話をしていると、60、70代の方はよく歩いておられますね。「昨日の夜、(一乗寺から)八坂さんまで行ってきました」と言われたその方はバスとかではなく、「歩いて」のことでした。
年代別に一日の歩数の平均値をグラフで表すといろいろ興味深いことがわかるでしょう。60、70代を超えても元気に歩けるのは、本当にすばらしいことです(みながみなそうではなく、逆に、歩きたくても歩けない方もたくさんおられることでしょう)。
これが60代以下ですと、「(肉体的に)歩けるのに歩かない(歩きたくない)というケースが多いようです。この年代にどれだけ「歩く貯金」をしておくかが、年を取ったときにものをいうような気がします。
では子供たちはどうかというと、われわれの両親や祖父母の子供時代に比べ、やはり決定的に「歩いていない」のだと思います。
最初の万歩計の話に戻しますと、私で片道3千歩ということは、子供たちの足だとそれ以上ということですね(笑)。子供に万歩計は似合いませんが・・・。
幼稚園に通う子どもたちは、基本的に親に手をつないでもらって歩く立場です。子どもの歩数は親が決定するといえるでしょう。
お父さん、お母さん、せいぜい子どもと一緒に歩きましょう(^^)(今は暑いですが)。
万歩計の歴史は古いようで、そのルーツはレオナルドダビンチにさかのぼるようです。ヨーロッパでは距離計として使われたようです。