Ikuko Diary では毎回園内で Ikuko 先生が撮影した写真がアップされています。最新のエントリーではヤツメカミキリの大アップの写真がいくつか載っていて、私も思わず驚いたほど鮮明な顔の写真を見ることが出来ます。
http://www.kitashirakawa.jp/ikuko-diary/2008/05/post_122.html
最後の写真はヤツメカミキリが飛び立つところの映像で、虫好きの子どもなら誰もが大いに満足する写真ではないかと思いました。
子どもの眼は本当に小さいものをよく見分けます。今朝も緑の草むらの中に大人の目には見えないくらい小さいイチゴを見つけた男の子。
虫にせよ草花にせよ図鑑に載っているとおりのものがお山の自然の中には見つかります。「おおっみつけたぞ!」という感動は大人も子どもも変わらないばかりか、むしろ子どもの方が感激の度合いは大きいと思います。
いつもお世話になっております。息子は年長さんになってから、虫探しに熱中しています。朝から昆虫図鑑を眺め、幼稚園から帰宅すればお友達と見つけた虫について延々と話してきます。とても頼もしいなぁと思っています。今年家で飼育していたカブトムシの幼虫が、ほとんど病気で成虫になることができませんでした。一匹だけ少し早めに成虫になったのですが、やはり他の幼虫の病気がうつっていたようで角は曲がり羽も形にならず成虫になって二日後に死んでしまいました。その間息子は時間さえあればカブトムシを手に乗せて、健康な成虫とどこが違ってくるのかをじっと観察していました。私には見るに耐えないかわいそうなカブトムシの姿でしたが、息子にとっては自分で飼育した大切なカブトムシに変わりないようでした。お山の上でいろいろな虫と出会い、それぞれの違いを見つける喜びを覚えたからだと思います。とても嬉しく思っています。
コメントをありがとうございます。子どもたちの目には本当に色々なものが見えるようです。虫好きの子どもたちは互いに力を合わせ、捕まえた虫を図鑑で調べたり、教えあったりしています。年少児さんもそんな年長児にあこがれて、虫かごだけでなく、図鑑も片手にしながら(実際には調べないのですが)あちこち虫を探し回る姿が見られます。虫を巡っては園内でも毎日いろいろなドラマがあり、それを通し、子どもたちは「いのち」について生の経験をしているのだと実感します。