今日は6月のお誕生会でした(9:35スタート)。
今年の6月生まれの子どもはなぜか男の子ばかりで年少、年中のみでした。
恒例の先生の出し物は大人の私が見ていても引き込まれる内容で、面白かったです。脚本はどの先生が書かれたのでしょうか。
最後に、私から子どもたちに「だれとでも手をつなごう」という内容のお話をしました。昨日瀬川先生から学んだことのおさらいでもあります。
いろいろな場面で困っているお友だちがいたら、「だいじょうぶ?」と声をかけ手を差し伸べましょうと伝えました。
一方で年少さんには、お兄さん、お姉さんが送迎のさいに手を出してくれたら、さっと手を出してつないでもらいましょう、と述べました。せっかく手を出してくれているのに、(初めてつなぐ人で恥ずかしいからなどの理由で)イヤというと、相手はどういう気持ちになるでしょうか、と言葉を添えて。
最後にエピソードを一つ紹介しました。
それは、お誕生会のためにつきぐみ園舎に来たさい、私が目撃したワンシーンのことです。
年少のたんぽぽぐみが靴を脱いで部屋に入るところでした。みな丁寧に靴をそろえています。しかし、すでに他のクラスが靴をならべていたため、空きスペースはほとんどありませんでした。自分の靴の置き場に困り顔の男の子がじっと立ちすくんでいます。それを見た別の男の子が「こっちに置くところがあるよ」と手招きして優しく教えてあげたのでした。
さりげないやりとりではありますが、私はこういうシーンを見逃したくありません。これからも子どもたち相互が声を掛け合い、助け合いながら幼稚園生活がさらに充実したものになることを願っています。