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来週末の発表会を控え、子どもたちは毎日お遊戯の練習に取り組んでいます。もちろんそれオンリーではなく、様々な活動の合間に練習を混ぜているというニュアンスです。

すでにクラス同士の見せあいもしたようで、互いに大きな刺激になったようです。

お遊戯の見せあいに行くところです。
お遊戯の見せあいに行くところです。

何事もそうですが練習は長くだらだらやるより短く集中的にするのがよいと思います。そのためには練習を楽しみに思えるような演出が先生には求められます。先生がヒーヒー言ってみんなを引っ張るイメージだとしんどくて、逆に、子どもたち自身が発表会で家の人に見てもらうことを楽しみに思えるようにうまくもっていくことが大事です。

言うは易く行うのは難しい、典型的な一例です。それは承知したうえで私見を述べると、大人は何かの指導をするさい、その技術の向上を極力援助しようとしますが、実際に大事なのは相手の心理的なコンディションです。これは幼児も大人も変わりません。気持ちをほぐしたり、明るい気持ちで挑戦できるムードを作ったり、といったことが技術指導に入る前の前提です。指導する側には、技術以外のことに目を向けるだけの余裕、すなわち心のゆとりが必要です。

昨日年少の学年が互いに見せあいをした理由もこのことと関係があります。自分の感性で「みんながんばってるな。おゆうぎってすてきだな。ぼくも(わたしも)がんばろう」と思えるのが子どもたちの素直なよい部分です。今日は一日外遊びをし、練習自体はお休みでした。気持ちに充電ができたところで、明日はまたそれぞれのクラスで実りある練習ができますよう願っています。

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