朝登園するときに子どもたちはたくさんお話をしてくれます。
先日から夏休みをテーマとしたお話が続きます。虫がたくさん取れる森を知っているので、いっしょにそこへいって虫取りをしたら楽しいよ、とか、お父さんが車を運転して連れて行ってくれるから、海にいこうよ、ね、たのしいでしょう、せんせい?等言ってくれるのは年中の男の子。
私が家族の一員のような口ぶりで、海や森に連れて行ってくれるそうです。
手を突き出して「このてだーれだ?」と聞く子どももいます(何人も)。
年少児なら年中児の名前、年中児なら年長児、年長児なら去年までいた現小1の子の名前を答えるようにしています。
「ちがいます。せいかいは~でーす」と嬉しそうな顔で答えた時、私は「おにいさん(おねえさん)になったなあ」と驚きます(リアクションのバリエーションはさまざま)。
年少児を中心に、「えんちょうせんせい、だんごむしになーれ」とか、「なんとか(虫や生き物の名前など)になーれ」といわれることがよくあります。ちょっと気を利かせて、「かっこよくなーれ」とか、「おおきくなーれ」とか、いろいろいってくれることもあります。
エスカレートしてくるとNGワードも出てきますが、「えんちょうせんせいになりますように」とか「いまのままでいい」とか言う子もでてきて10人10色とはよく言ったものだと感じます。
今朝は年長児が水泳に行く日だったので、うれしい気持ちをめいめいが自分の言葉で表していたのが印象的でした。「ああ重た」と水着でふくらんだかばんを重そうに持ち上げる子も、顔は笑っていました。