今日は登園二日目でしたが、あいにくの雨の一日でした。満開だった桜も、今は階段をじゅうたんのように覆っています。
私は野田公園からのグループを引率していますが、年少児さんが予想以上にしっかり歩けているのに驚かされています。例年ですと、この時期にお山に着く時間は9時10分頃になるのですが、今年は9時です。
園児たちはお山の道に入ると、一面に桜が敷き詰められた階段を踏みしめて山道を登ります。今朝はピンク色の雨靴を履いた年長の子が、「この桜の色は私の靴の色と同じ」と言っていたのが印象的でした。
年少児だけでなく、今はどのお子さんも、緊張しています。ふりかえれば、運動会も、生活発表会も、緊張を強いられる取り組みです。緊張を乗り越えて、一段とたくましく成長していく、ということになるかと思います。
心のこわばりは、体のそれ(筋肉痛)と同じく、心身共に大きく育っていることの何よりの証と言えるかもしれません。
Add Your Comment お山の幼稚園には子供達にとって雨は、避けられない大きな行事?!
大雨の時は替わってやりたいな…風邪を引かないかな…いろいろ感じながら我が子の列を見て居ました。あれから二人の子供は小学校生活を楽しんでいるように見えます。
初合羽の子供達は大変頼もしく思え今日一日元気を貰えました。大人でも雨の朝は避けたいなと思う事をあの小さな体を前向きに一生懸命進む姿、かっこよいと思うもう一度戻りたいな…今は小学生の母でした。
ps:現在幼稚園児のお母さん方に!ぜひ雨の日一生懸命歩くお子さん達をそっと見て見ませんか?大人が忘れがちな事を思い出させてくれますよ!今日の子供達を見て私は涙が出てきました。
貴重なコメントをお寄せいただき、誠にありがとうございました。「無心に」、「ひたむきに」、「いっしょうけんめい」・・・。大人がともすれば忘れがちな言葉かもしれません。これらの言葉の意味する大事なものを子どもたちの姿はいつも生き生きと伝えてくれます。
子どもたちを引率していて感じますことは、その力が、大人に対してだけでなく、子どもたち同士の間にも働いているということです。年少児が小さな足でしっかり歩く姿は、年中、年長児にも大きな励ましになっているようです。
幼稚園に着くと、年中、年長児は、少し身をかがめ、いたわるようにして、年少児を部屋まで引率してくれています。耳を澄ませると、声をかける言葉遣いも心なしか優しく聞こえます。じーんとします。