子どもの言葉にハッとさせられることはよくあります。今日は、年中のAちゃん(女児)が年少のBちゃん(女児)と手をつなぎ、列の先頭で歩いていました。

「Aちゃんは去年何組さんやった?」と聞くと、間髪入れず「ことりぐみ。今はBちゃん、Cちゃん、Dちゃん(みな女の子の名前)がことりぐみ。私の前のお部屋を今使ってくれている。私はそれがうれしい」と。

なんでもない言葉なのですが、それを黙って聞いていたBちゃんの心にも残る台詞だったのではないかと感じています。

話変わって、今日のお帰りでのこと。途中で一人抜け、二人抜け(みな降園途中にお母さんがたがお迎えに来てくださるので)、気づくと私と園児三名で歩いておりました。

年少、年中、年長一人ずつです。帰り道はあまりにも暑く、年中女児の発案で、少し日陰でお茶のみ休憩を取ることに。子どもたちの様子を見ていると、年長男児はいそいそとお茶をコップに注ぎます。次の瞬間、それを年少男児へ手渡し、「飲んでいいよ」と。

それを見ていた年中女児も同じことを・・・。こちらのエピソードは、言葉ではなく行動で年下の子どもへの「優しさ」を感じさせてくれた一コマでした。

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