今日は朝からあいにくの雨でしたが、子どもたちは元気に登園してきました。

雨の日でも年長児は年下の子の手をしっかりつないでくれます。

さて、今朝は、お母さんとの別れ際にすこし悲しくなって涙を流した子を抱きかかえたのですが、「ようちえん、いきたくない。いえのパパとママがいい」と耳元で何度も言われました。今までと違い、はっきりと自分の思いを伝えてくれるようになったな(つまりそこに成長があるな)と感じました。

そういうときは、子守歌を歌うように「せんせいは○○ちゃがいいよぉ-。せんせいはようちえんにいきたいよぉー」とおだやかに繰り返し言いますと、そのうち落ち着いてきます。

お店のショーウィンドウを一緒にのぞきながら、自分たちの映っている姿を見てごらん、と呼びかけたりすると気が紛れたり。

年中・長の子どもたちは、私がなんとか泣いている子の気持ちを落ち着けようとしているときは、たいへん協力的で助かります。私が年少の子を笑わそうと思って冗談を言ったりしても、(幼稚園児にとっても「幼稚」なネタばかりなのに)話にのってくれます。(こんなとき、近くに保護者や先生がおられるととても恥ずかしいです)。

今日は、「ようちえんについたら鯉のぼりおよいでるかなあ?」というイントロから、いつのまにか、「こいのぼりが空をとんで、みんなをせなかにのせてくれたら、どうする-?」といったたわいのない質問をしているうちにお山の上に到着。

一日、一日。晴れもあれば雨もあります。泣いたり、笑ったりしながら、それでも、みんな自分の足で今朝もしっかり歩き、幼稚園に到着しました。

関連記事: