山下 太郎– Author –
山下 太郎
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2022-04-03 子どもの好奇心
子どもの好奇心を守るという話を私はよく述べます。 昨日書いたことと関係しますが、これは大人の責任です。 大人は子どもを「指導する」立場と自認しているので、「逸れないように」、「曲がらないように」気を付けがちです。 そのレールは大人が便宜的に... -
2022-04-02 子どもの自尊心
ある調査によると、日本人の18歳の自尊心が他国に比べ低いという結果がアンケートのデータで示されていました。 いくつかの問いの中で、自分は大人だと思うか?という質問があり、そう思わないという人の割合が他国に比べ圧倒的に多かったです。 「三つ子... -
2022-04-01 あらたまる
新年度のはじまりです。 心があらたまります。 「あらたまる」と「新しい」と「改める」は、遠い昔に根っこが同じで枝分かれした言葉どうしのようです。 「改める」という言葉からは、論語の「過ちてはすなわち、改むるに憚ることなかれ」を思い出し、さら... -
2022-03-31 終わりが作品を飾る
西洋に「終わりが作品を飾る」という格言があります。 セーシェル共和国の標語でもあります。 「小説であれ映画であれ作品は終わりが肝心である。・・・同様に、人の人生も最後まで生きてみなければ幸福な人生だったのか不幸な人生であったのか分からない... -
2022-03-30 桜
芭蕉に「さまざまの事おもひ出す桜かな」という句があります。 家の前の桜も満開間近です。 また新しい年度が始まります。 -
2022-03-29 さくらの開花
さくらが咲き始めました。 季節は確実にめぐります。 思い出す言葉があります。 無窮の彼方へ流れゆく時を、めぐる季節で確かに感じることができる。自然とは、何と粋な計らいをするのだろうと思う。一年に一度、名残惜しく過ぎゆくものに、この世で何度め... -
2022-03-28 思い出すこと
卒園式を振り返り、今も思い出す言葉がいくつかあります。 園児からは、「20年後お母さんになったら幼稚園にまた来れるの?」(じーんとします) 保護者からは、「卒園したあとも、先生(私)が保護者会でよく言われたように、兄・姉にもずっと読み聞かせ...