教育– category –
-
2020-12-30 言葉を重んじること
昨日の話の続きです。 程よく頑張るという言い方は、真摯に努力する人にとって甘いというか、ゆるい言葉に聞こえます。 今日はその補足です。 中国の古典に「天地不仁」というのがあり、この言葉を念頭に置けば、努力する者を天は正当に評価するだろう、と... -
2020-12-28 教育の言葉
教育のことを考えながら本を読むと、心に響く言葉に出会えます。 「こっちを見て!」という感情のいちばん旺盛は時期は乳幼児期です。そういう時期にうんと気持ちを満たしておいてあげないと、安心してものが言えなくなるのです。幼稚園や小学校に入っても... -
2020-12-27 心の風景
子どものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりすることがきっとある。--星野道夫『長い旅の途上』より 幼児期の子ど... -
2020-12-24 教育の目的
大それたタイトルを付けました。 今年の4月にコロナ禍における教育の目的について記事を書きました。 その後数か月が経ち、あらためて読み返しました。 2020-04-24 「国家について」(キケロー) 一般に勉強ができる・できないと言いますが、できる子も、... -
2020-12-23 昨日の続き
昨日のテーマの続きです。 以下のリンクは京都新聞に寄せたエッセイの中身です。 「好奇心を守る」 子どもの好奇心にどう対応するのがよいか、という問いに明確な答えはありません。 ただ、自分が子ども時代を思い出し、どういう対応をとる大人がありがた... -
2020-12-22 教育の言葉
私は古い時代の言葉に興味があります。 『論語』に、「不憤不啓(憤せずんば啓せず)」という言葉があります。 漢字に大事な考えがぎゅっと凝縮されていると感じます。 意味は、「学ぶ意欲を持たない者には教えることはしない」というシンプルなものです。... -
2020-12-21 冬休みのルーティン
だいぶ前の記事ですが、「コロナ禍親の6か条」を読み、私なりに理解したことは、(時間の長短を問わず)毎日子どもと一対一の時間を作ることが大切というものです(これはお母さんだけの課題ではないと思われます)。 具体的には「読み聞かせ」といっしょ...