裸の王様という物語があります。 批判精神が衰退すると、国のレベルでも、個人のレベルでも、裸の王様の愚を犯すことになります。 明治以降の発展はめざましいものがありますが、教育の世界に目を向けると、裸の王様はたくさんいるよう・・・
「教育」の記事一覧(47 / 75ページ目)
2017-12-31 本立ちて道生ず
『論語』の言葉ですが、「君子は本を務む。本立ちて道生ず」と言われています。 本は「基本」の「本」のことです。私がよく「根っこ」という表現を使うのは、この「本」のことです。 小・中・高と続く教育の基本は幼児教育にあります。・・・
2017-12-22 教育の行方
2020年から大学入試の様子が変わりそうです。 国語の試行問題を見たのですが、論述問題が出ています。 対策をどうするか、今から気になる人も多いでしょう。 形式が変わっても、問われるのは日本語の読解力であることに変わりはあ・・・
2017-12-21 子どもの気持ち
教育相談等で、「子どもの気持ちを理解するには?」と尋ねられることがあります。 私は、子どもの気持ちをわかろうとする前に、大人同士の社会において(家庭の中で、あるいは職場の中で)、日頃から相手の心を理解しようと努める必要が・・・
2017-12-03 勉強と遊び
「幼児教育」というと早期教育をイメージする向きもありますが、私の園では力いっぱい遊ぶこと、これを大切にしています。日本語の「遊び」の定義は曖昧で、個人によってイメージする内容にバラツキがあるようです。 同じことは「勉強」・・・
2017-11-12 「啐啄の機」
親子の距離の取り方について以前書いたエッセイを加筆修正しました。 「啐啄の機」 歩いての登園は、親子関係をほどよく保つよいきっかけになります。入園当初に目を向けると、どの親も一様に、子どもが一人で幼稚園に通えるかどうかを・・・
2017-09-06 保護者会・入園説明会
午前は保護者会、午後は入園説明会がありました。 保護者会では事務的な連絡と説明のあと、教育のお話をさせていただきました。 この時間中、雨はふりませんでしたので、園児たちは園庭で、あるいはひみつの森で遊ぶことができ、よかっ・・・