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2018-07-31 「自分の話と受け止めよ」
先日ご紹介した「内に自ら省みるなり」と同じ趣旨の言葉が古代ローマの詩句にも見つかります。 De te fabula. 直訳すると、「その話はおまえについて(言われたものである)」。 「自分の話と受け止めよ」というメッセージです。 夏目漱石の『三四郎』に、... -
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2018-07-30 言葉の教育
以下は覚書です。 ある大学の教育方針に問う力、書く力を鍛える、というのがあり、まことにもっともだと思う一方、なぜもっと早い段階で鍛えないのかという素朴な疑問が浮かぶ。大学では遅すぎる。これは小学校でやることだ。 書いたものを添削される。そ... -
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2018-07-27 本を読むこと
ヨーロッパの古い格言に「本は寡黙な教師である」という言葉があります。 本から学ぶところは大きいわけですが、「饒舌な」先生の方がよいではないか、と思う人がいるかもしれません。 雄弁で流れるように上手な説明をする先生はありがたい場合もあれば、... -
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2018-07-26 「内に自ら省みるなり」
昨日は、「子のたまわく」という言葉をめぐる、古今東西の解釈の相違にふれました。 単純化して言えば、「論語」の言葉(or 学校の先生の言葉)を鵜呑みにするだけではいけない、ということであり、東洋の古典に難癖をつけることが趣旨ではありません。 漢... -
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2018-07-25 今できること
世の中はめまぐるしく動いているように見えます。 今も昔も変わらないものは何かと考えたとき、私は一人ひとりの子どもたちが、(押し付けられたものでない)自分の考えを大事にしてほしいと願います。 不動なものを見つめ、心にとどめれば、世の中のアッ... -
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2018-06-17 父の日に寄せて
今日は父の日です。 先代の園長(山下一郎)の遺稿集より、一つのエッセイをご紹介します。 >>「幼な子へ贈る父の遺言状」 お父さんが単身赴任の場合、またそうでなくても、仕事の性質上なかなか日中子どもと接する時間がとれないお父さんの場合、リンク先... -
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2018-06-10 文字との出会いを大切に
小学校以上の勉強の基本は「文字を読んで理解する」ことだと思われます。 幼稚園時代に、子どもが文字に興味を持てば、その姿勢を無理なく応援することは大切です。しかし、急ぐ必要はまったくありません。 年長の子どもたちは俳句を作ることができます。...