今日はつきBクラスの劇の練習でした。
部屋にはいると、みんな自信に満ちた顔をしていると思いました。
それで、「今日は先生はお客さんのつもりで聞かせてもらうから、最初から最後まで、みんなで台詞の受け渡しをしてもらえるかな?」と尋ねると、全員こっくり頷きました。
本当に、最初から最後まで、子どもたちだけの力で、よどみなく、大きな声で、ところによっては感情もしっかり込めて、台詞の受け渡しができました。私は驚くと同時に、思わず大きな拍手をしました。
実は、昨日の日誌で、担任の先生が「子どもたちはみんな自信がもてるようになりました。」と書いてありましたので、今回のチャレンジとなりました。
本当にご家庭での練習の成果がはっきり現れています。その成果を互いが互いに認め合い、それぞれが切磋琢磨している様子が手に取るようにわかりました。
嬉しかったことはもう一つあります。
Bぐみの練習の途中で、隣のAクラスの練習の声が耳に聞こえました。壁を越えて大きな声が聞こえてきます。「そこまで大きな声を出さなくてもいいのでは?」と思った瞬間、私は心底びっくりしました。というのも、その声の主が、先日ご紹介したH君で、台詞の内容は大声を出すに相応しく、谷底に落ちたクマを見て、「これはたいへんだっ!いますぐ、たすけにいこう!」というものでした。