小学校での学びに関して様々な意見があろうかと思います。
私は音読と対話がきわめて重要だと考えます。
音読については、最初のうちは子ども任せにできないため、親が取り組みにつきそう必要があります。
本園では(あるいはこのブログでは)その重要性を事あるごとにお伝えしてきました。
ある意味で、日本の伝統的な学びの「型」でもあります。先日NHKで始まった「青天を慟け」の中で、主人公の少年は父親に音読の手ほどきを受けていました。
親や先生が『論語』の言葉を先に口にし、子どもや生徒がそれを声に出して繰り返すスタイルのことを「素読」(そどく)と言います。
学校の教科書について、素読をする必要はないかもしれませんが、少なくとも、親子で本の音読の時間を共有していただきたいと願います。
また、書かれた内容について、「ああ思う、こう思う」という感想を語り合う「対話」の時間も重要だと私は考えています。
昨日書いた山の学校の取り組みにおいて、「音読」と「対話」を大事にしている一例が、本日のブログの記事にアップされていたので、そのご紹介をしようと思います。