今扱っている俳句は今日で4回目でした。「猫の子の ちょいとおさえる 木の葉かな 一茶」です。二学期に紹介した俳句は例年よりひとつ多いです。
手を上げて覚えた俳句を皆の前で発表する。今年はスタートが遅く11時月から開始したのですが、すでに全員発表することができています。

前回は、即興で俳句を作ってもらい、できた人からその場で立って発表してもらいました。今日は従来通り手を上げて俳句を発表するスタイルでした。体調の悪く(できるけれど)手を挙げなかった一名以外全員が立って発表しました。

次に以前紹介した「なせばなる なさねばならぬ なにごとも 鷹山(ようざん)」を再度紹介し、今日一日の年長児のがんばりをほめました。といいますのも、朝一番で瀬川先生に体育指導を受けた後(内容はかなりハードでしたが、先生も皆の集中力をほめてくださいました)、園庭でお昼までたっぷり遊んだ年長児ですが、中にはそのほとんどの時間をリレー遊びに費やした子どもたちもいます。私も(負けているチームの)助っ人としてバトンを受けて必死で追いかける役どころをつとめたりしましたが、それもいっときのこと。メインの男の子たちは延々と組み替えを自分たちでしながら、走る、走る、走る・・・。

かたや、ライオン前でライブに夢中な女の子たち。また、昨日ひみつの森から運んできた落ち葉を袋に詰め、葉っぱの「温泉宿」を開きお客さんを持て直す子どもたち。また、その発展形として滑り台の下に葉っぱのお風呂を設置し、ダンボールをお尻に引いて滑ってそこにダイブするという遊びを延々と繰り返す子どもたち。

子どもたちを見ていると、めいめいが時間を忘れてとことん遊べたという点で、本当に「よくがんばりました」と言いたいです。今日は最後に、どんなことも今日のように「キビキビ活動できるように」という気持ちを込めて、ラテン語で「時は命」を意味する「ホーラ・ウィータ」を紹介し、俳句の時間を終えました。

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