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2023-07-26 運命のはからい
週末の「ラテン語の夕べの話」とも関係する話ですが、古代ローマの人たちは「運命のはからい」を信じていました。 このことで思い出す日本語の文章として、次のものがあります。 多くの選択があったはずなのに、どうして自分は今ここにいるのか。なぜAで... -
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2023-07-24 心に刻む言葉
幼児教育にかかわる者として、次の言葉を胸に刻んでいます。 「子どものころに見た風景が、ずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり、勇気を与えられたりするこ... -
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2023-07-23 「選択と集中」考
昔のことを思い出しています。 母方の祖父が両手を広げ、「人生は基礎が大事。この両手のようにすそ野が広いから富士山は高い」と言ったことを思い出します。 選択と集中はその逆の考えです。 ペンシルビルのような山は存在しないのは、それが自然の摂理な... -
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2023-07-09 三つ子の魂の行方
以前書いた文章を読み返しました。 幼児教育の現場でも、家庭教育の現場でも、大切なことは同じだと思われます。 英語で子どもをインファントと言いますが、原義に照らすと「言葉を話せない者」という意味になります。赤ちゃんもそうですが、言葉を自由に... -
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2023-06-14 自立の一歩一歩
雨の一日でした。 入園後2か月がたちました。年少の子どもたちも晴雨に関わらずしっかりした足取りで山道を元気に登ることができています。 幼稚園のHPに載せているエッセイをご覧ください。 4月の始業式から数え、はや半年がたちました。子どもたちは毎... -
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2023-06-12 収穫を問うなかれ
幼稚園HPの記事を読み返しています。 「収穫を問うなかれ」をご紹介します。 「収穫を問うなかれ」。これは中国、清末の政治家曾国藩の金言で、「ただ耕耘(こううん)を問え」と続きます。耕耘とは田畑を耕し、雑草を除去する作業を意味します。学校教育... -
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2023-06-11 優しさの行方
幼稚園のホームページに載せていているエッセイを読み返しました。 保護者からよくいただくご相談に、「幼稚園時代は楽しく、先生も優しく、お友達とも仲良く過ごすことができているが、小学校に行くと様々な試練が待ち受けるのではないか」というものがあ...