教育– category –
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2025-08-25 子どもの目、子どもの声
世の中のほとんどすべての出来事は大人の目で語られます。 子どもの視点は後回しにされ、子どもの声は小さくかき消されがちです。 中には大声で訴える子もいますが、大人が思う以上に子どもの声はかき消されます。 昨日、言葉の感性を磨く根源は赤ちゃんと... -
2025-08-24 言葉の感性を磨く
言葉とどう付き合うか、言葉の力をどう生かすか。 子どもたちにとってこれから先の人生を大きく左右するテーマです。 作家司馬遼太郎氏の言葉に耳を傾けましょう。 「国語力は、家庭と学校で養われる。国語力にとっての二つの大きな畑といってよく、あとは... -
2025-08-15 AI時代と子どもたち
6年前のエッセイを読み返しました。 言いたいことは同じです。 補足すると、子どもたちが末広がりに「学ぶこと」への興味を持ち続けるうえで、幼児期の遊び──できるだけ「自然」の中で五感を働かせて遊ぶ──が大事だということは、時代が変わっても間違いな... -
2025-08-12 真似ること
以前書いたエッセイの一部です。 子どもは模倣や真似が大好きです。模倣は尊敬の別名であり、子どもたちは何かに憧れ、何かを尊敬したくてたまりません。それは人間として本来備わっている「真・善・美」を追求する欲求に合致した自然なことだと思います。... -
2025-08-10 和魂洋才から人魂人才へ
日暮れて途遠しというとえらそうですが、以前「山びこ通信」に書いたエッセイの一部をよむと、逆のベクトルに向かっている気がします。 明治の先人はヨーロッパから多くの土産物を持ち帰ったが、一番大事なものを持ち帰らなかった。それは、洋魂、すなわち... -
2025-08-09 善きことは
大人こそ、「善きこと」がなにか意識しながら、カタツムリのように進んでいきたいものです。 >>善きことは タイトルのフレーズは「カタツムリの速度で動く」と続きます。マハトマ・ガンジーの言葉です。ゆっくり着実に進むカタツムリを見ているといろいろ... -
2025-08-08 「三つ子の魂百まで」をめぐって――深く考え、豊かに感じるために――
子どもたちの好奇心のことについて、以前書いたものを読み返しました。 三つ子の魂百までといいますが、一般には「三つ子の魂<が>百まで」と解釈されます。 私は「三つ子の魂<を>百まで持ち続けたい」という趣旨のことをずいぶん以前から申し上げてい...