雨が降るこの季節、かたつむりが顔を出します。
子どもたちは大歓迎です。
年長クラスの俳句では、かたつぶりそろそろ登れ富士の山(一茶)を最初に学びました。
以前、「アジサイに登ろうとするかたつむり」という俳句を園児から受け取ったことがあり、印象に残っています。
昔も今も、世代を超えて、かたるむりのゆっくり進む姿は人の注意を引く存在だったと思われます。
「幸福はかたつむりの速度で動く」。
これは、インドのマハトマガンジーの名言です。
一茶の俳句に戻ると、「そろそろ」の意味がポイントです。
「そろそろ準備しなさい」というときの「そろそろ」とは違い、「ゆっくりと」を意味します。
このことについて、以前記事をアップしました。