二日目の昨日は初日の緊張がやや解けた様子でした。これは毎年そうですが、最初は泣こうにも泣けないほど緊張するものです。ということで、ちょっと涙の数も増えた感じでしたが、それもお部屋に着いてしばらくすると切り替えができました。靴を脱ぎ、上靴に履き替え、お帳面を出してシールをはる。見よう見まねで一連のお支度をするうちに、それぞれのお子さんなりに幼稚園を実感していく。そういうことなのだろうと思います。

みんなで「ちゅーりっぷ」の歌を歌う声が聞こえました。あっというまにお帰りの時間です。一人一人グループの帽子をかぶせてもらい、玄関前に整列します。そこへ年長組のお兄さん、お姉さんが到着し・・・あとは昨日の写真のような感じで一人一人グループ先に連れて行ってくれるという流れです。

中には「おうちに帰る」=「早くお母さんに会いたい」という気持ちが募り、それまで元気にしていたのにお帰り時間近くになってから涙がこぼれるお子さんもいたそうです。ですので、年少組は全クラスとも初めと終わりに少し涙する人が若干いる程度で(それも最初だけですぐに切り替えが出来=泣き続けるわけではない)、全員が大半の時間を元気に過ごせたと言うことになります。

ただし、お帰りの道について補足すると、二日分の疲れと(心の緊張が解けつつあることもあって)、涙するお子さんが増えました。中には階段を降りる頃に眠ったお子さんもおられます。それだけ目に見えないお疲れがあるのだと感じます。昨日の「お知らせ」にありますように、お子さんによっては、どこから歩かせるか、どこで迎えるか、という場所の調整を宜しくお願いいたします。

年中、年長の子どもたちも同じ事です。みんな「小さい人を自分が守る」という気持ちでいっぱいです。本当に助かっています。今日はそういう年中、年長のお兄さん、お姉さんに手をつないでもらいながら、幼稚園のあちこちを見て回る「園庭巡り」を行います。ブランコに乗るときのお約束なども、この機会にお伝えします。この一週間でスタートの準備を整え、来週からいよいよ待望の外遊びが始まります。お天気にも味方してもらい、何より保護者のご協力を十分に仰ぎながら、一日一日、園児たちは新しい園生活になじんでいくところです。

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