昨日の話題と関係する内容を以前「山びこ通信」に書きました。
>>「何かよいこと」
「何かよいこと」は英語のsomething goodの訳です。
このタイトルの歌が、「サウンド・オブ・ミュージック」にあります。
歌詞の説明はこちらがわかりやすいです。>>『Something Good(何かよいこと)』の歌詞(和訳)で英語の勉強【サウンド・オブ・ミュージック】
Nothing comes from nothing.はリンク先で説明されている通り、たしかに古代ギリシアに遡る表現です。
日本語だと「火のない所に煙は立たぬ」でしょうか。
マリアさんは「この出会い」を得るために(=それを目的として)子ども時代、青春時代にsomething goodを行ったわけではない、ということがポイントです。
昨日ふれたスティーブ・ジョブズ氏のドットの解釈と同じです。ドット一つで、未来にどのようなラインがひけるかわかるわけはありません。
未来から過去をふりかえって、あれがこれにつながるのだ、とはじめて合点できるというわけです。
であれば、不確実な未来に狙いを定めて今の行動を最適化する必要はない、ということになります。
子どもが楽しそうに過ごしていたら、「何かよいことにつながる」のだ、という程度に見守ればよいし、同じことは自分自身についてもいえる、ということです。