山の学校(幼稚園の放課後の私塾)で中学英語を担当しています。
英語の基礎は文字を正確に発音することとともに、文字を正しく書くことが含まれます。
今は、「聞く」「話す」が重視されているようですが、「山の学校」では「書く」「読む」の基礎作りに注力しています。
四技能を同時に高めることができればそれがベストですが、文法訳読方式を中心に学ぶのがオーソドックスです。
身もふたもない言い方をすれば、文法訳読方式の最大のメリットは、先生と生徒を選ばない点にあると思います。
選ばれた先生と選ばれた生徒にとっての学習方法は、とことん最良の方式を取り入れたらよいと思います。
私が口出しする必要はありません。
大事なことは公教育で何をどう教えるかです。
子どもたちにインタビューして、「英語はきらいではない」「苦手ではない」と言えるなら、御の字ではないでしょうか。
しかし、今の文科省の方針をそのまま現場に落とし込めば、ほとんどの生徒が「きらい」・「苦手」になると思います。
英語は昔から「きらい」・「苦手」の声が多いです。
その理由が文法訳読方式のせいであると文科省は信じ込み、文法を教えない方針にかじを切りました。
しかしかじを切った結果、いっそう「きらい」、「苦手」が増えています。
科目を問わず、「好き」になる方法はシンプルです。
他人と競争しない(させない)こと。
競うのは過去の自分に限ること。
具体的には、苦手な人なりに「簡単・わかってる」と思えるレベルに注目し、それよりさらに一段「簡単・わかってる」レベルの課題を「完璧」になるまで繰り返すことです。
初期の段階では、漢字の書き取りのように、単語も文章も白い紙に何度も書いて覚えるのが得策です。
鉛筆の動きを見つめ、少しでも「ためらい」があれば、形が正解でも、実質的に「もう一度やり直し」に分類すべきと判断します。
これができるのは、ほとんどマンツーマンに近い環境であり、理想は家庭です。
それが難しければ、ぜひ「山の学校」をご利用ください。
追伸
要は、「できない」「わからない」ことを(他人の評価を恐れて)「できた」「わかる」でごまかしていないか。他者との比較を動機づけに使わず、あいまいにごまかしていた過去の自分を乗り越え、「できる」自分を見出せば、あとは未来に向かって道は開けます。

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