2025-12-30 子どもらしく生きる

佐々木正美先生の言葉を紹介します。

「算数が苦手な子どもも、かけっこが不得手な子どもも、みんなで一緒に遊べるということは、そこに嫉妬のような感情はなくて、むしろ「○○ちゃんは走るのがい速いなぁ」と子ども同士みんなが尊重しあっているのです。子どもが子どもらしく生きるというのはこういうことなのです」。

互いが互いを尊重し合うというのは理屈ではなく経験として学んでいくことです。

幼稚園時代の「遊び」は、大人が考える「遊び」ではなく、人生全体にわたって大きな意味を持つ「学び」にほかなりません。

論より証拠。以前「なわとび1222回とべたよ」で紹介した女の子のエピソードですが、その動画をごらんください。

ポイントは、1222回とんでいるあいだ、ほかの子どもたちは文句も言わず、飽きることなく、その場にいて順番待ちをしていることです。

もうひとつは、同じ時間帯に、その他の場所でも、同じ熱気で子どもたちが遊びこんでいることです。なわとびに夢中になる子もいれば、砂場で遊ぶ子も、リレーに熱を上げる子も、みんながそれぞれの「好き」「得意」を胸に、一緒に仲良く遊ぶ時間が流れています。

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