言葉– category –
-
2017-10-07 子どもの言葉
9/28のエントリーで雲を見て「ヘラクレスだ!」と言った年上男児がいましたが、その翌週同じ場所(第五グループのお帰りのお並びの場所)で再び空を見上げていわく、「羊の毛に見える」。上の写真はその日の空の写真です。 この半月で印象に残る子どもたち... -
2017-10-04 心を熱くする言葉
先日の運動会の後、年中男児の保護者(お父さん)よりメールで感想をいただきました。 その中に、私の心を熱くする言葉が書かれていました。 週末にお子さんとかけっこの練習をされたところ、左右前後をきょろきょろ見ながら走る姿が少し気になり、「ゴー... -
2017-09-27 勝負で全力を出す意味
今日は午後から天気が下り坂となりました。 ラテン語ネタを少々。 Bis vincit, qui se vincit in victoria.というラテン語の金言があります。「勝利において己に勝つ者は二度勝つ」と訳せます。プブリリウス・シュルスの言葉です。 なぜ「二度」と言われる... -
2017-01-05 「時代」
「温故知新」という言葉があり、古いものを現代にどう生かすか、現代人の課題とされます。 一方、「古今東西」という言葉もあり、私は昔から西の古い時代の文化に関心を寄せてきました。「東」の「今」から一番遠い距離にある文化です。 さて、お正月とい... -
2016-12-30 素読について
一昨日からの続きです。 小林秀雄氏は「素読」の大事さを以下のように述べています。 「情緒」が岡氏のキーワードであるのに対し、小林氏の場合は「すがた」が鍵を握ります。 書いた文章が難解で知られる小林氏ですが、ここで言わんとされていることは明快... -
2016-12-29 文章を書くこと
昨日の抜き書きの続きです。 岡:文章を書くことなしには、思索を進めることはできません。書くから自分にもわかる。自分にさえわかればよいということで書きますが、やはり文章を書いているわけです。言葉で言いあらわすことなしには、人は長く思索できな... -
2016-12-24 君子は器ならず
休みに入り色々本を読んでいます。『論語』に「君子は器ならず」という言葉があります。 器は道具の意味です。教育は器作りであってはいけないという警句にとれます。 器作りでよいではないかという価値観が世間一般なので、この言葉は逆説として今に生き...