「銀も 金も玉も 何せむに 勝れる宝 子に及かめやも」(山上憶良) どれだけ社会が変化し、多忙を極めても、大人が子どもにそそぐ眼差しの基本は、万葉の頃も今も変わらないと信じます。 日本語では「子ども」と言いますが、おもし・・・
「言葉」の記事一覧(7 / 15ページ目)
2020-02-29 努力賞の言葉
幼稚園の仕事で大事にすることは多々あります。 子どもの命、健康を大切にすることは言うまでもありませんが、それと並んで大切にしなければならないのが子どもの発する「言葉」であり、子どもに伝える大人の「言葉」です。 本園では三・・・
2019-12-25 「言葉の教育」と信じる心
15年前に書いたエッセイを読み返しました。 >>「言葉の教育」 信じるという言葉は「人が言う」と書きます。 自分の心は言葉にしてはじめて他人の信を得る糸口となります。 思っていることを言葉に出さず、何も言わずにニヤニヤし・・・
2019-11-15 今日の俳句
今日は年長児と俳句に取り組みました。 園児のひとりが次の俳句を作りました。 ぼんやりと くものなかに みえるつき よい機会だと思い、子どもたちに問いを出しました。 いつも紹介する(園児の)俳句とどこが違うと思うか尋ねまし・・・
2019-09-15 子どもは大人の父である
表題は英国の詩人の言葉として知られます。 司馬遼太郎氏はこの言葉にふれて次のように述べています。 私の中の小学生が、物や事を感じさせてきて、私の中のオトナが、それを論理化し、修辞を加えてきたにすぎないのかと思ったりします・・・