今日は2月のお誕生会がありました。
発表会はどの学年も立派に出来たことをほめ、一日練習しただけであれだけのお遊戯、演奏、演技はできないと言いました。
継続が大切ということはいつも子どもたちに伝えていることです。
なにごとも継続するには一定の期間が必要です。
その観点からすると、三学期の残りが少なくなったことは寂しい気持ちになります。
そこで、次のような話をしました。
今まで遊ばなかったお友だちの輪の中に「いーれーて」と言って入ってみる。「よし、声を出そう」と思うのに、どれくらい時間が掛かりますか?
今までやりたいけれど「できない」と思ってやらなかった遊びをしてみよう。「よし、やろう」と思うのに、どれくらい時間が掛かりますか?
「よし」と心を決めるのに1秒もいりません。その1秒は、残りの日々の中に、数え切れないくらいいっぱいあるのです。
その反対に、「いいよ、どうせできないから」とか、「きょうはやめて、あしたにしよう」とか思っている人は、おじいさんになっても、おばあさんになっても、できないままです。
だから、やりたいと思ったこと、やってみようと思ったことを、残りの日々の中で、くいのないように「よしやろう」と思って挑戦してみて下さい。一日一つやるだけでも、びっくりするくらいたくさんのことができますよ。
大人も同じで、人生何歳になっても、「よし、やってみよう」と挑戦する心が大切なのだろうと思います。
誕生会の次に年長の俳句の時間を持ちました。
全員一人残らず発表が出来たので、嬉しく思います。一人ひとり、「はい」と手を挙げる姿勢も凜々しく感じました。
園児の中に21句作った子がいました。時間の関係で全部は紹介しませんでしたが、すべてファイルに記録しています。
俳句カルタは全員製作しているので、卒園のさいにお渡しする「俳句のファイル」(この一年間で子どもたちが習った俳句と作った俳句が記録されています)には、全員の作品が最低一つは掲載されています。
将来親子で「今」のことときをふりかえり、当時のわが子やお友だちが何に興味を持ち、心を動かしていたか、思い出すきっかけになればと願っています。