-
2025-08-13 子ども時代
石井桃子さんの言葉を紹介します。 子どもたちよ 子ども時代を しっかりと たのしんでください。 おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。(石井桃子) シンプルですが心に響きます。 -
2025-08-12 真似ること
以前書いたエッセイの一部です。 子どもは模倣や真似が大好きです。模倣は尊敬の別名であり、子どもたちは何かに憧れ、何かを尊敬したくてたまりません。それは人間として本来備わっている「真・善・美」を追求する欲求に合致した自然なことだと思います。... -
2025-08-11 子を思う心・親を思う心
子を思う心は古今東西変わりません。 日本の古典では、次の歌が有名です。 どちらも山上憶良の歌ですね。 瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ 銀も 金も玉も 何せむに 優れる宝 子にしかめやも 幼稚園では園児が俳句を作ります。 昔も今も、定... -
2025-08-10 和魂洋才から人魂人才へ
日暮れて途遠しというとえらそうですが、以前「山びこ通信」に書いたエッセイの一部をよむと、逆のベクトルに向かっている気がします。 明治の先人はヨーロッパから多くの土産物を持ち帰ったが、一番大事なものを持ち帰らなかった。それは、洋魂、すなわち... -
2025-08-09 善きことは
大人こそ、「善きこと」がなにか意識しながら、カタツムリのように進んでいきたいものです。 >>善きことは タイトルのフレーズは「カタツムリの速度で動く」と続きます。マハトマ・ガンジーの言葉です。ゆっくり着実に進むカタツムリを見ているといろいろ... -
2025-08-08 「三つ子の魂百まで」をめぐって――深く考え、豊かに感じるために――
子どもたちの好奇心のことについて、以前書いたものを読み返しました。 三つ子の魂百までといいますが、一般には「三つ子の魂<が>百まで」と解釈されます。 私は「三つ子の魂<を>百まで持ち続けたい」という趣旨のことをずいぶん以前から申し上げてい... -
2025-08-07 平和のために:学問・芸術・教育
古典に接すると普遍的価値に思いをはせることができます。 いろいろなジャンルでそれを確かめることができます。 今の言葉は玉石混交です。 昔の言葉がパワフルなのは、無数の人間の「いいね」のフィルターを潜り抜けたものが残っているためです。 もちろ...