山下 太郎– Author –
山下 太郎
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2025-04-02 何かよいこと(Something Good)
これをやるとあれに効き目がある、等、わたしたちは、日々「これは何のためになるのか?」確認し、効能が期待できそうだとアクションを起こします。 それとは逆に、これが何かのためになると思わずに無意識によかれと思って行動することの積み重ねで、将来... -
2025-04-01 徒歩通園について
本園HPの「徒歩通園について」では、その意義について詳しく書いています。 1950年4月当初は徒歩通園がありませんでした。 最初のころは、職員全員が石段上で保護者と園児が登ってくるのをお待ちするスタイルだったと聞いています。 汗もかかずにじっとお... -
2025-03-31 時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と
年度の締めくくりとして、「時代の扉を開く鍵――草の根の教養教育とラテン語と」と題したエッセイをお届けします。 幼稚園児が巣立っていくこの社会を、少しでも風通しのよいものにしたいと願い、「幼稚園」の付帯事業として「山の学校」に力を入れてまいり... -
2025-03-30 AI時代と子どもたち
今から6年前に「AI時代と子どもたち」と題するエッセイを「山びこ通信」に寄稿しました。 >>AI時代と子どもたち その後のAIの急速な発展、浸透を見る中、一方、卒園児の多方面にわたる充実した活躍を見聞きする中、ここで書かれた内容は今も書き換える必要... -
2025-03-29 桜の開花
幼稚園のプレイルーム前の桜が咲き始めました(園庭のは蕾です)。 桜の開花を待ちわびた方も大勢おられると思います。 温暖化云々で自然環境の異変が多々報道される一方で、自然が律儀なまで季節の循環を守っていることも事実です。 春に紅葉が見られたり... -
2025-03-28 山を登ること
人間は便利を追求するようでいて、不便を楽しむ生き物のようです。 もし便利だけを追求するのであれば、誰も山登りはしないでしょう。 なぜ山に登るのかと問われた登山家が「そこに山があるから」と答えた逸話が有名ですが、補足すると、「山登りの楽しさ... -
2025-03-27 子どもの涙と笑い
大人と違い、子どもはよく泣き、よく笑います。 子どもはなぜ涙を流すのでしょうか。 仕事柄子どもの涙は日常茶飯事で、その都度心の声を理解しようと努めます。 そのような経験を整理して、以前次のような一文を拙著にまとめました。 泣く子は育つ 四月は...