教育– category –
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2024-01-06 胸に刻む言葉(小林秀雄)
子どもと関わる仕事をする者として、次の言葉を胸に刻みたいと思います。 美しいものは、諸君を黙らせます。美には、人を沈黙させる力があるのです。絵や音楽が解るというのは、絵や音楽を感ずる事です。愛する事です。知識の浅い、少ししか言葉を持たぬ子... -
2025-01-01 謹賀新年:無限のチャンスがある
あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 昔から「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」と言います。幼稚園では、三学期になり卒園の日が近づくにつれ、年長児の表情には寂しい気持ちが見え隠れします。 以前子どもたちに次... -
2024-12-31 本立ちて道生ず
『論語』に「君子は本を務む。本立ちて道生ず」という言葉があります。 「本(もと)」は「基本」の「本」のことです。私がよく「根っこ」という表現を使うのは、この「本」のことです。 小・中・高と続く学校教育の基本は幼児教育にあります。 幼稚園は幼... -
2024-12-30 「見守ること」の大事さ
以前書いた記事を再掲します。 私はあちこちで「見守る」ことの大事さをお話ししています。 ただ、何もしないですむなら苦労しない、という思いを抱く人は少なくないと思います。 たとえば、鉄棒の逆上がりに挑戦する子がいるとします。 ここぞとばかり「... -
2024-12-29 ダメと言うとき
仕事柄、子どもについ叱りすぎるという母親の反省の声を聞く機会があります。そのようなとき、わたしは腹の底から本気で「ダメ!」と叱るときはどういう状況か、イメージしてもらうことにしています。「絶対にダメ」という基準を持つと言うことです。それ... -
2024-12-28 佐々木正美氏の言葉
佐々木正美氏(児童精神科医)の言葉を紹介します。短いですが、ヒントが詰まっています。 しつけというのは結局のところ、禁止や強制から始まる。「こうしなさい」「これはいけません」と言うことである。しかし、大事なことは、それがいつできるようにな... -
2024-12-26 子ども時代をたのしんで
定期的にご紹介する石井桃子さんのメッセージです。 子どもたちよ 子ども時代を しっかりと たのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。(石井桃子) 蛇足ながら、幼稚園の仕...