お買い物ごっこ以降、子どもたちの「遊び」の輪がぐーんと広がっています。クラスを超え、学年でかけっこをしたり、鉄棒をしたり。今日も、お誕生会が終わるとすぐに、全クラスから子どもたちが飛び出し、園庭せましとかけまわる子どもたち。

今日、野依良治さん(教育再生会議座長)の書かれたエッセイを読んでいると、次のような言葉に出会いました。

「幼い子供たちは皆、生まれながらに自然科学者です。花や植物を愛し、さまざまな虫、魚、鳥や動物に興味を示し、風雨や氷雪、太陽、月、星などに不思議さを感じながら育ちます。私自身、自然の中で遊ぶやんちゃな少年でした。神戸市の六甲で育ちましたが、当時は自然豊かで、小学校の下校途中、友人たちと森の中、林の中で大いに遊びました。毎日、道草をしての探検で、この野山で遊んだ体験が、私のその後の生き方の根源になっています。」

私も身に覚えがあるので、心から共感できる一節です。昨日の職員会議では、保育全体の見直しを行い、「遊び」の大切さを再確認しました。

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