今日はつきAの部屋で俳句をしました(Bの部屋に舞台が出たため)。

前回の補足を述べました。

「先生はみんなに梅の花を虫眼鏡で見てご覧と言いましたね。じっさいに見た人もいたと思いますが、みんなは目がいいから虫眼鏡を使わなくてもよかったな、と先生はあとから思いました。というのは、近づいて大きくしてみると、花の形はまるく見えないからです。花びらは何枚ありましたか。そう、五枚です。少し離れて見たら、全体がまるく見えます。」

この日も両クラスとも集中して取り組めたと思います。

一人でたくさんの俳句を作った子が男女一名ずついました。時間を掛け、全部の作品を発表しました。

どれも、子どもたちの気持ちを代弁するもので、これらも集中して声に出して唱えました。

俳句は子どもたちが自発的に取り組むもので、よい意味での「遊び」の一つだと思っています。

点数化して数を競わせたり、成績に反映すると「遊び」でなく「仕事」、「義務」になるのでとたんにつまらなくなります。

幼稚園生活はどの子にも活躍の場所があります。

昨日は、鉄棒と大縄飛びでたくさんの記録が生まれました。

目で見てわかる記録もあれば、数えたり、目で見て確かめられないけれども、確かに「大きな一歩」と呼べる挑戦(年中、年長のお兄さん、お姉さんの遊びの輪の中に入れてもらう等)もありました。

私が年長児と相撲を取っていたら、年中児、年少児が列に並びました。

いつか自分も、と思って遠巻きに応援していた子もいました。

思いを秘めていれば、そしてここぞというときに勇気を出して挑戦し、継続すれば、必ず道は開ける、ということもまた、子どもたちは園庭で学んでいます。

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