今日は芭蕉の「葱白く 洗ひあげたる 寒さかな」の四回目の取り組みをしました。
今まで「ねぎしろく」と読んでいましたが、「ねぶかしろく」が正しいそうです(Ryoma先生に教えてもらいました)。
じつは前回で全員手を挙げてこの俳句の発表を終えていたので、今日は少し時間が余りました。
園児の俳句を紹介した後、次の二作品にコメントしました。
だんごむし いしのすきまに かくれてる Y
どうろぞい ぼんやりひかる ゆうやけが J
Y君が「かくれている」としなかったのは、「かくれている」だと一字多くなるし、俳句でなく普通の文章のように感じるから、ということですか?→本人「そうです」。
J君の俳句は、ふつうは「ゆうやけが、どうろぞいで、ぼんやりとひかってみえる」と言うところ、「ゆうやけが」を最後にもってきているので印象的ですね。
こう伝えて俳句を終えました。
すると、その日のうちにさっそくY君が次の俳句を紙に書いて渡してくれました。
おつきさま よるにでてくる くらやみに Y
このような仕方で子どもたちは相互に学び合うものだと思います。実際すぐ形に表現するにせよ、しないにせよ。