今日の年長は、朝一番で園庭に出て「かけっこ」に挑戦しました。
昨日の運動遊びと同じ取り組みです。
順位はつきますが、ペアを変え、人数を変え、どんどん繰り返します。
勝ち負けとの付き合いは、小学校をみすえた年長の段階で重要な教育のテーマです。
勝負とは他人との勝ち負けのことでなく、自分との戦いだと受け止められるよう導きたいと考えています。
かけっこのあと、昨日できなかった俳句の時間を持ちました。
動きのある活動のあと、黙想して俳句に取り組む、という流れはなかなかよいものです。
かけっこ同様、俳句の時間も、実践と反復がカギになります。
言葉の解釈をじっと耳で聞くのではなく、意味はわからなくても、何度も何度も声に出すうちにリズムが身に着きます。
今はすたれていますが、素読(そどく)と呼ばれる学び方です。
小学校にあがれば、教科書の音読を何度も繰り返すことが大切になります。
幼稚園時代に俳句の素読を経験すれば、音読は重ねることも苦にはならないと思います。