昨日の日誌によると、昨日は雨があがったため、お帰りの前に、レインコートをたたんでカバンにいれないといけませんでした。手間取っているうちにTちゃんが涙顔になりました。それを励ましたのがKちゃんです。Koh ちゃんはどうすればうまくたためるかを説明し、励ましたそうです。そこでひとこと、「男はな、泣いたらあかんで」。
Koh ちゃんは、同じような状況で年少さんから年中さんにかけて幾度となく涙を流しました。靴が雨に濡れたと言って涙し、列の順序が思い通りにならないと言って涙し。彼の言葉こそ今度は私たち大人を泣かせる言葉ですね。今度はTちゃんが誰かに言う番でしょう、「男はな・・・」と。それは幼稚園時代かもしれないし、小学校に上がってからかもしれません。
川岸です。いつも先生のブログは、自宅から、そして会社のLANからこっそりのぞかせてもらっています。特に今こうしてコメントをさせてもらっている記事については、会社で嫌なことやつらいことがあったとき、会社で使用している『大人の翼(大きめのThinkPad)』から記事を拝見させていただくことがよくあります。そして、いつも勇気をもらったり、励まされたりしています。特に「男はな、泣いたらあかんで。。。」という言葉に。。。この言葉、今の私の立場からモノをいわせていただくならば、「男はな、愚痴や弱音を吐かずに、目の前にあることを素直にちゃんと受け止めたらええんや!!男なら、黙ってな。。。」という風に置き換えることもできるのかなと思ったりもしています。いいかえれば、「男なら泣かずにちゃんと目の前にあることをちゃんと受け止め、自分は何をしたらいいかをちゃんと考えるんや!!」という風にもいえるのかなとも。。。
ちょっと自己中心的な理屈をこねてしまいましたが、先生がブログの話題にあげられている園児さんたちが今後どのように成長されるのか、大人と呼ばれる世代の端くれの私にはいい意味で興味があるところで、「男はな。。。」と友達を励まされた園児さんが、とらわれ身のない心(故 松下幸之助さんがいうところの「素直な心」)でもって友達を勇気づけてあげられるような大人に成長されることを素直に願うばかりです。(できれば、子供の時の「素直な心」を心のどこかに置く形で、そして人の痛みがわかる信念のある人に成長していただきたいなと一大人(??)として、そう願ったりもします。)
追 伸:古い記事にコメントを差し上げますことをお許しください。
コメントをありがとうございます。あと10年、20年して、ご本人がこの記事を読む日が来ることを楽しみにしつつ、私は日頃のささいなエピソードも書き残すようにしています。そんな頃、ご本人も自分のこととは気づかないと思います(笑)。卒園した子どもたちがいずれ大人になるころ、男女を問わず、これらのエピソードの一つ一つを自分の経験と重ね合わせて人間の成長というものを理解できる日が来ると信じております。そうなれば、誰がもきっとよいお父さん、お母さんになることと思います。