毎日子どもたちは手をつないで道を歩きます。

この時期になると、年少児は年中児のように、年中児は年長児のように、年長児は小学1年生のように、しっかりとした足取りで歩きます。

幼稚園に到着する時間もずいぶん早くなりました。

私の目の前では、年長のAちゃんが年少のBちゃんをつないでいます。

そういえば、Bちゃんのおにいさんが年少の頃のAちゃんをつないでいたのだった、と記憶がよみがえります。

そう思って列全体を眺めると、同じような組み合わせ(目の前の年長児が年少の頃、今つないであげている年少児の兄姉につないでもらっていたパターン)があちこちに見られ、なんとも言えない気持ちになります。

もしかすれば、今年少のBちゃんも年長になるころ、Aちゃんの弟妹を優しくつないであげることもあるかもしれない、と思うこのごろです。

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