6年前に元号が令和に変わった時、感想を求められて写真の記事のように答えました。
令は命令の令を連想しました。
それはけっして上からの命令、あるいはそれを察しての「忖度(そんたく)」であるべきではありません。
他からの働きかけで「和」が生まれる(生まれたように見える)のは本当ではなく、ひとり一人が己を律することで集団の和が実現するものだと信じています。
まさに、「和して同ぜず、同じて和せず」ということです。「同ぜず」とは、個性豊かでひとり一人が輝いているということです。
教育は常に「和して同ぜず」の側にあります。
元号が変わる前も今も、子どもたちにはおりにふれてこの気持ちを込めたメッセージを伝えるようにしています。