今朝は年長児最後の俳句でした。
前回習った俳句を全員で丁寧に復唱し、園児の作った俳句を一つ一つ紹介しました。
その一つに次の俳句がありました。
ようちえん そつぎょうするの さみしいな
「今は3月だから『さみしいな』ですが、4月になると『さみしいな』じゃなくて?」と尋ねると、異口同音に「うれしいな!」と返事が返ってきました。「そう。だから『さみしい』と『うれしい』は同じ事の表と裏ですね。(←難しい言い方ですが、この言い方で押しました)。」
俳句はこれでおしまいとし、残りの時間は、子どもたちに本の読み聞かせをしました。「までまでふんどししめて」というお話で、「三枚のおふだ」という題でも知られるものです。
このお話についてのエピソードは、「むかしむかし」(絵本通信)に書きましたので、よろしければご覧下さい。
読むのに15分ほどかかりました。みんな静かに食い入るように聞いてくれました。