保護者会で少し触れたグループリレーの取り組みですが、年長クラスは4月の早い段階からこれに取り組んでいます。
年中児たちは最初は(わざと)見学するだけでした。目の前の取り組みに大いに興味を持ち、拍手や声援を送って見物しました。
先日、いよいよ年中クラスが合同で「グループリレー」にチャレンジしました。大いに盛り上がったことは言うまでもありません。そして、そのとき見学していたのが年少クラスの子どもたちです。面白いことに、年少児たちも拍手と歓声で応援しました(でもまだ見るだけです)。
年少クラスの子どもたちは、毎日のように室内で動物に変身したり・・・といった運動遊びに取り組んでいます。
学年を超えて運動の取り組みを共にすることで、年下の学年の子どもたちは、すごいなー、とか、自分もやりたいなー、といったあこがれやチャレンジ精神を持つことができます。
年上の学年の子どもたちも、頑張っているところを「見てもらう」ことで励みになります。
クラスや学年単位で取り組む運動遊びは、体の面だけでなく、心の面でもプラスになる点がいっぱいあると感じています。
去年から、月曜日のハイホー体操の時間の後で、全学年合同で運動遊びに取り組むようになりました。今年も先生同士で楽しく工夫を凝らしながら、充実した運動の取り組みができるようにしたいと思います。
えにっき、楽しく拝見しています。お忙しい中、ありがとうございます。
鉄棒に座って嬉しそうな写真は、親でも(だからこそ?)なかなかこんな顔は撮れないなぁという笑顔で、幼稚園でのびのび楽しく過ごしている様子が伝わってきます。
この鉄棒座りは、それこそ昨年の園庭開放でお姉さんがやっていたのを見たのが始まりでした。娘にとっては、ある種のカルチャーショック(鉄棒に座るなんて見たことない!)でもあったのでしょう。まさに食い入るように(こんな姿はほかではみられない真剣さで、こちらもはっとするほどでした)じーっと見つめていて、お姉さんが降りてから、自分もチャレンジし、試行錯誤を経てできるようになりました。まさに「あこがれとチャレンジ精神」の賜物ですね。見て学ぶ力の大きさにも驚きます。
行き帰りのグループで一緒のお姉さんの名前も会話の中にちらほらと出てくるようになりました。上にきょうだいがいない娘にとっては、ほんとうにあこがれの存在なのだろうと思います。おやまのようちえんの醍醐味を、さっそく味わっているんだな、とこの記事を読んで思いました。
コメントをありがとうございます。
子どもたちを見ていますと、確かに「目で見てまねる」力は大人顔負けですね。いつも驚かされます。ただ一方で、自分にはそれができるか?という判断もしっかりと持ち合わせています。年長児は石段を駆け下ります。年少児はそれをじっと見つめています。でも決してまねはしません。
よく保護者から「危ないことも真似しませんか」とお尋ねを受けますが、私たちは経験的に、子どもたちは自分から無理なこと、危険なことは進んでしないことを知っています。
「あこがれる」ことで出来るようになった「鉄棒座り」。今度は未就園児たちの前で、堂々と披露して下さるときが訪れるでしょう。こうして「あこがれの連鎖」は時を超えてつながっていくことでしょう。
「よし、やろう」という気持ちを自然と育む雰囲気や流れを今後とも大切にしていきたいと思います。