2025-08-25 子どもの目、子どもの声

世の中のほとんどすべての出来事は大人の目で語られます。

子どもの視点は後回しにされ、子どもの声は小さくかき消されがちです。

中には大声で訴える子もいますが、大人が思う以上に子どもの声はかき消されます。

昨日、言葉の感性を磨く根源は赤ちゃんと親との対話にさかのぼると書きましたが、赤ちゃんは言葉を発しないのになぜ対話が成立するのか?と考えてはなりません。

赤ちゃんの発するつぶやき、笑顔、泣き声、すべてに注意を傾けると、その都度喜怒哀楽を表現しています。

赤ちゃんの世話、子育て全般を「すべきこと」ととらえると、以下の話は面倒なことの連続に聞こえますが、それらを(人生を左右する)大切な教育の機会ととらえ、子の一挙手一投足を通して見える子の視点、子の言葉の意味をできるだけわかろうと努めることが大切だと私は思います(子どもの声を代弁して書いています)。

子どもは表現者です。その最初の受け手は親です。

子の投げる球を親がしっかり受け止めて、優しく投げ返す。

何気ない、(なんの意味があるかわからない)そうしたやりとりこそ、人生を大きく左右する教育の最初で最後だと思っています。

広い言葉を使えば、愛情を注ぐということであり、愛は損得を超えたところにあります。

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