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2016-08-06 今できることを認める
オリンピックが始まりました。 2千年前のローマの叙事詩に船のレースを描いたシーンがあります。昔も今も人が熱中するものは同じだと感じます。 その中に「力があると思うゆえに力が出る」という表現があります。 子どもの自信をどう守り育てるかについて... -
2016-08-05 模倣する動物
「人間が他の動物と異なる点は、人間は最も模倣的な動物であって、人間の最初 の知識は模倣を通じてなされるという所にある」 アリ... -
2016-08-04 人間は人間にとってオオカミ
Homo homini lupus.(人間は人間にとって狼。) 人間は人間にとって神(deus)という表現もあります。 -
2016-08-03 絵本を読むということ
「絵本を読むということ」というタイトルで以前書いた文章をご紹介します。 『絵本通信』総括(2004年) 文章 山下太郎 子どもにと... -
2016-08-02 素読あれこれ
老子は、「人はこう生きるべし」的なことを述べた孔子を批判したことで知られます。 私は小学3年から『論語』の素読を祖父から受けました。素読というと人によってさまざまなとらえ方があると思いますが、幼稚園でやっている俳句と同じだと思っていただい... -
2016-08-01 正直に生きる
夏休みなので自分を見つめています。 幼稚園のころは素直な気持ちで昔話を聞き、小学生になると自分で昔話を手に取って読むようになりました。 大人になるとしばらくごぶさたしていましたが、子どもに読み聞かせをすることで、ふたたび自分で手に取ってそ... -
2016-07-31 大器晩成ということ
大器晩成という言葉を何度も使う私ですが、自分で書いたものもそうですが、お話しした後に話した内容をふりかえると、自己批判めいた声が聞こるときがあります。いわく、問題の先送りではないのかと。 文章の場合、書いては消し、書いては消し、しながら書...